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ViVIDの基本情報

 1. ViVIDについて

国際NGOViVIDは、2020年2月に設立された日本の非政府組織であり、地域社会を発展させ、すべての人の包括性を確保することによって、アフリカをより色鮮やかな場所にするというビジョンを持っています。さらに、当団体はすべての国連加盟国が2030年までに達成に向けて取り組むことに合意した17の目標と169のターゲットが含まれている持続可能な開発目標(SDGs)を推進しています。SDGs17.16と17.17のパートナーシップ、( * 1)「ViVIDの5色の哲学」(* 2)に基づき、「ViVIDの3つの掛け算」(* 4)を通して、「ViVIDの3つのミッション」(* 3)を達成することを目指しています。それによって、地域住民一人ひとりのQOLを向上させることで、地域社会を色鮮やかにすることに取り組んでいます。

 

我々は、全てのコミュニティメンバー、特に乳幼児、幼児、子供、女性、高齢者、身体的/精神的障害のある人、失業者などの脆弱な人々の生活の質の向上を目指しています。すべての人々に充実したカラフルな生活を提供するという理念のもと、「Colorful Life for All!」をスローガンに掲げ活動しています。

* 1.
SDG 17.16 持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップのマルチステークホルダー・パートナーシップによる補完を促進し、それによるナレッジ、専門知識、技術、および資金源の動員・共有を通じて、すべての国々、特に開発途上国の持続可能な開発目標の達成を支援する。
​SDG 17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

* 2. ViVIDの5色の哲学「透明性、独立・公平性、地域密着、持続可能性、説明責任」
* 3. ViVIDの3つの掛け算「Inclusion × Participation × Partnership」
* 4. ViVIDの3つのミッション「 課題解決、価値創造、機会創出」

 

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2. 当団体のビジョン

Vision

ViVIDの5色の哲学に基づいて, ViVIDの3つの掛け算で、ViVIDの3つのミッションを達成し....

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3. 団体名・ロゴ・カラー・スローガンに込めた想いと哲学

A. 団体名「ViVID」

当団体の団体名ViVIDは、Vivid Village for Inclusive Developmentの略称です。ViVIDが地域コミュニティ開発で実現を目指している「活気溢れるVillage」を連想させる「vivid」という英単語を団体名・団体名の略称に使用しました。また、当団体がアフリカ開発事業を行う上で最も大切にしたい概念「Inclusion」(=巻き込んだ / 取りこぼしのない)を団体名に入れ込みました。

「当団体における『Inclusive Development』の解釈については、4. 国際開発における当団体の専門用語の解釈をご参照ください。

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以下、当団体が「vivid」という単語から連想したアフリカのイメージです。
    - 活発なアフリカの人々の生活
    - 異なる価値観をもつ人が楽しく暮らす様子
    - アフリカの原色を使用した絵画や洋服

B. 団体名のロゴとカラー

ViVIDは、以下6パターンを団体のロゴとして使用致します。ViVIDの団体名のフォントは躍動感あふれる字体を採用し、団体カラーは青・黄・赤・緑・橙色の5色としました。ビビットカラーとダイナミックなデザインで、当団体が地域コミュニティ開発で目指す、コミュニティメンバーと多種多様なステークホルダー(個人、NGOs、民間企業、研究機関等) が集まり活気溢れるコミュニティの様子を表現しました。また、ViVIDの団体名とスローガンを取り囲む円で、そんな彼らが集うコミュニティを表現しました。

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団体カラーの青・黄・赤・緑・橙色の5色はそれぞれ意味を持ち、当団体の5色の哲学と一致しています。
以下、当団体の「ViVIDの5色の哲学」です。

C. ViVIDの5色の哲学

青の哲学: 透明性

当団体は団体運営と事業活動の透明性を高めながら活動を行います。透明性を高めるために...

a. 寄付金や援助金が、途上国政府やコミュニティの権力者の汚職・賄賂などに貢献することなく、適切な事業の中で適切なタイミングでオープンに使用され、最終的に問題を抱えるターゲットのコミュニティや地域住民に届き、効果を上げているかどうか随時公表していきます。
b. 当団体内における意思決定、事業目的・内容を見え易く、分かり易く公表していきます。
c. 第三者が検証可能な形で記録を残し、情報を随時公開しながら活動をしていきます。

以上3点、透明性を高めながら活動することで、地域住民やステークホルダーに当団体の活動を理解してもらい、より効率的で効果的な開発事業が行えると信じています。

黄の哲学: 独立・公平性

当団体はいかなる宗教・政治団体と関連性の無い独立した非営利組織です。いかなる意思決定も外からの圧力に屈することなく、当団体のビジョンと基本理念に則って運営を行なっていきます。また、当団体はいかなる地域住民に対しても、年齢、性別、国籍、人種、性的指向、社会的・経済的地位、障害の有無、宗教観・政治観に関係なく、公平かつ平等に接します。

赤の哲学: 地域密着

当団体はいかなる活動を行う際も、地域住民の意見に耳を傾け、コミュニティに敬意をもって接します。また、コミュニティに元来から存在する社会構造・価値観を尊重し、地域住民の目線でコミュニティに合った事業を計画し実行します。当団体は地域住民と信頼を築きながら、地域住民と共に地域コミュニティ開発を行なっていくこと、地域住民が主体的に地域コミュニティ開発に参加できる環境づくりを行なっていくことが最も重要なことだと考え、多くの地域住民に愛してもらえる団体になれるように努力します。

緑の哲学: 持続可能性

当団体は、現在コミュニティが抱える 幅広い様々な課題(飢餓・貧困、水・栄養、教育、衛生、医療・福祉、ジェンダー、農業、環境、エネルギー) と解決し、新しい価値創造・機会創出を行います。また、将来のコミュニティのために環境を守り、将来の世代の欲求をも満足させられるような持続可能な開発を行っていきます。

橙の哲学: 説明責任

当団体が考える説明責任とは、会計における財務関連の説明だけでなく、当団体の事業に直接的・間接的に関わる全てのコミュニティメンバー、ステークホルダー、助成金を提供して下さる団体・組織、またViVIDをいつも応援してくださっている皆様に対して、事業活動予定、内容、結果等の詳細報告を適時行っていくことであると考えています。また、行動・選択・決定の基となった考え方も公表し、当団体の活動の趣旨を、当団体と関わる全ての人に理解をしてもらえるように努力します。

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D. スローガン「Colorful Life for All」

当団体は、 乳幼児、子供、女性、高齢者、身体・精神障害者、非雇用者等、脆弱な立場にある人々を含む、全てのコミュニティメンバーのQOL (Quality Of Life: 生活の質) の向上を目指し、ViVIDの活動に携わる全ての人々がvividで色鮮やかな生活を送られるように、スローガンとして「Colorful Life for All」を掲げることにしました。

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Terminology

4. 国際開発における当団体の専門用語の解釈

A. Inclusion(包摂)

     a. 脆弱な立場にある住民を含めること
     b. コミュニティメンバーを開発プレイヤーに含めること
     c. 多種多様なステークホルダー(個人、NGOs、民間企業、研究機関等) を巻きこむこと

B. Participation(参加)

当団体は、 乳幼児、子供、女性、高齢者、身体・精神障害者、非雇用者等、脆弱な立場にある人々を含む、全てのコミュニティメンバーのQOL (Quality Of Life: 生活の質) の向上を目指し、ViVIDの活動に携わる全ての人々がvividで色鮮やかな生活を送られるように、スローガンとして「Colorful life for All」を掲げることにしました。

C. Partnership(連携)

      a. コミュニティと対等な関係で協力すること
      b. 国・地域・活動分野の垣根を越えて、課題解決に最適なステークホルダーと協力すること

D. Inclusive development(包摂的開発)

団体名ViVIDのIDの略は「Inclusive Development」で、当団体は以下3点を「Inclusive development」の定義としています。

  • 脆弱な立場にあるコミュニティメンバーを含めた全ての住民のための開発のこと

  • コミュニティメンバーと共に行う開発のこと

  • 多種多様なステークホルダーを巻き込んで、複雑に絡み合った地域社会問題(飢餓・貧困、水・栄養、教育、衛生、医療・福祉、ジェンダー、農業、環境、エネルギー) を解決していく開発のこと

E. Participatory development (参加型開発)

コミュニティメンバーの生活向上や自己実現のために、選択肢を支援側から提供する、もしくはコミュニティメンバーと議論を重ねた上で選択肢を作り出し、コミュニティーメンバーが自分に合った選択肢の中で主体的に活動していける環境を整えていくこと

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