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​事業支援

セイチェレ「村おこし」事業

国際NGO ViVIDは、2021年4月から「ガーナ・セイチェレ『村おこし』事業」と題したプロジェクトを開始します。団体の支援コミュニティであるセイチェレ村に新しい価値創造と機会創出で地域活性化を目指します。コミュニティの社会的状況に合ったプロジェクトを作っていく過程において、セイチェレ村の村長、セイチェレ伝統評議会のメンバー、学校の校長先生、セイチェレ診療所で働く医療スタッフ、セイチェレ住民など、様々なセクターで働く人々にインタビューを繰り返し行いました。調査の結果、セイチェレ村が長い間苦しんできた「貧困」が、セイチェレが抱える様々な社会問題の共通の原因であることが分かってきたのです。この深刻な問題に取り組むために、我々ViVIDは、以下のような多面的なアプローチでプロジェクトを実施していきます。

1.農業

1.1. ViVID Farm

 国際NGOViVIDは、セイチェレ村の村長から農地の一部を購入し、ポポーと呼ばれる果物をプランテーションします。ポポー事業では、ポポー栽培だけでなく、セイチェレ住民のための新たな雇用機会を作る加工品を生産し、販売も致します。

 

1.2. 農業セミナー

ガーナの食料・農業省には、農業普及員による無料の農業普及サービスがあります。ViVIDは、より現地の事情に合った事業とするため、当該サービスをはじめ、様々な現地ステークホルダーを巻き込んだ講習事業を展開していきます。

 

2.教育

キャリア教育の推進

教育事業では、子ども達が目指すべき将来像となるロールモデルと出会い、自身の将来の選択肢を広く知ることで、学びに対するモチベーションを高めるため「キャリア教育」を行います。様々な選択肢を持ち、自分自身で将来を選択することで、勉学や家庭の手伝いにも目的をもって取り組む意欲に繋がります。将来を考える中で、子どもたちは「わくわくすること」に出会い、夢や目標を見つけることで、夜遊びではない時間の使い方を選択肢に持つことができます。また、子どもと保護者が、夢や目標を共有し、その実現のために、どの程度の費用がかかるのか、貯蓄はどのくらい必要なのかを考えるワークショップを提供し、実現可能性を高めます。

 

3.男女平等

3. 1. 生理用布ナプキン
セイチェレにいる仕立て屋さん達と協力して、布ナプキンの講習会を全希望者を対象に行います。布ナプキンを製作する技術を身につけることで、貧困下でも自分で生理用品を準備できるスキルを身に着けてもらいます。また、unhappyな生理期間を少しでもワクワクした気分で過ごせるよう、お洒落なアフリカ布を使用します。


 3. 2. 性教育
正しい性教育を提供することで、女子生徒が自分の体を自分で守れる知識を身につけ、望まない妊娠によるドロップアウトを防ぎます。また、男子生徒に対しても同様に性教育を行うことで、男子生徒も正しい知識を持ち、自分自身とパートナーが望まない状況に陥ることを防ぎます。

 

 

Fight COVID-19 with ViVID

Phase III

日本では緊急事態宣言が解除され、徐々に外出制限も緩和されてきましたが、ガーナでは依然として厳しい状況が続いています。新規感染者数は1日に200人程度(6月17日現在)と増加傾向にあり未だ収束の兆しが見えません。

 

今後この状況が長引けば、ベロニカバケツに補充する石鹸、さらなる医療用具の調達、貧困対策など様々な支援が必要になります。そのため、当団体ではコロナウイルスが収束するまでをFight COVID-19 with ViVID事業のPhase IIIとして、継続的に当ウェブサイトで募金活動を行ってまいります。皆様のお力をお借りできれば幸いです。

 

※当事業の募金活動で余剰が出た場合には今後の当団体の他事業の資金として使用させて頂きます。ご理解の程宜しくお願い致します。

Phase II    

 

Phase IIとしてセイチェレにベロニカバケツ(簡易手洗い場)、マスクを届けるためにクラウドファンディング(下記リンク)を行いました。当初30万円の目標で行ったところ、皆様の温かいご支援を頂き総額33万2500円集めることができました。結果としてベロニカバケツ10個を設置し、感染リスクが高いと思われる住民(高齢の方、タクシー運転手など)を優先的に約900枚のマスクを配布しました。現在は残りの2歳から49歳までの住民約3,700人に対するマスクの製造を開始したところです。セイチェレの仕立て屋さんや縫い物が得意な住民、ボランティアを総動員し、一日も早く全住民にマスクを届けられるよう現地スタッフと共に活動しています。

 

クラウドファンディングリンク: https://camp-fire.jp/projects/view/278394

Phase I

日本国内でも日々感染者数が増えている新型コロナウイルス感染症ですが、アフリカでも深刻化してきました。ガーナ保健省の発表によると、4月18日現在ガーナ国内の感染者数も834人にまで達成しました。(4月11日現在感染者数408人だったことを考えると、ここ5日での増加加速度が急増しているのが分かります。)
[参考:https://www.ghanahealthservice.org/covid19/?fbclid=IwAR0lqUpnVhfv1XIIYaJ0XPS4JY5SoqhLDAw3YSfik6ql2FMIwADlL66TRbo]

一昨日の出来事になりますが、当団体の方にこの3月に提携を結んだばかりのコミュニティの長老から、「遂に隣のコミュニティでも感染者が出てしまった。日々感染者数も増加し、制御できない状況が続いている。ViVIDから支援を受けたい。」といった内容のメッセージを受け取りました。セイチェレは衛生状態が非常に悪いため、一度感染者が出てしまうと感染が一気に拡大してしまうリスクがあり、支援団体の当団体に協力要請を求めてきたというわけです。

当団体は創設間も無い団体で、団体運営費の資金調達すら開始できていない状況にあります。そこでこの度、皆様に支援コミュニティ・当団体の状況をご理解頂き、お力をお借りできればと考えこのように募金活動を行わせていただく運びになりました。

緊急事態ということもあり、コロナ対策の準備が極端に遅れていた提携コミュニティに唯一存在する医療機関セイチェレ・ヘルスセンターに2万円程立て替えて寄付致しました。

この募金活動は、セイチェレ・ヘルスセンターの助産師・看護師との共同事業となります。随時、当団体の公式Facebookサイトでセイチェレ・ヘルスセンターの助産師・看護師のコロナ対策の様子を伝えさせていただきます!(www.facebook.com/ViVIDVillageJPN

是非とも、皆様のご協力をお待ちしております。宜しくお願い致します!

ご不明な点は、当団体の公式Email アドレス: vividvillagejpn@gmail.com
までお問い合わせください。


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🌟寄付の仕方🌟
  1. PayPal (上のシステム)

    一口最小: 500円

    一口最大: 2万円
  ※PayPalの登録の仕方:https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/how-paypal-works

     支払い先:https://vividvillagejpn.wixsite.com/japan/crowdfunding?lang=ja
        期間:2020年 5月1日まで (場合によっては延長させて頂く場合もございます)


  2. 銀行振込
    銀行名: 三井住友銀行

              支店名: 広島支店 (605)
              預金種別: 普通預金 (0)
      口座番号: 6943917
              名前:  クラタ カツミ (Katsumi Kurata)
               

    ※募金後、領収書が必要な方は、当団体のメールアドレス (vividvillagejpn@gmail.com) にご一報ください!

 

🌟寄付金の使用用途に関して🌟
  1. 病院で使用するもの(不足しているもの)
             - 防護服:400円/個
     - 医療用マスク: 2000円/箱

             - 医療用手袋: 500円/箱

             - Forehead 体温計: 6000円/個

     - その他医療用具


  2. コミュニティ・住民に配布するもの

       - サニタイザー: 200円/個

       - 石鹸: 40円/個

       - ベロニカ・バケツ(蓋付きバケツ): 1600円/個
       (参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Veronica_bucket#/media/File:Veronica_Bucket_5.jpg)
     - その他コロナ予防に関わるもの

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👪セイチェレとは👩‍👩‍👦
セイチェレとはガーナの第二都クマシの郊外に位置する人口5,000人ほどの小さな村です。代表の蔵田が2011年に訪問して以来関係が継続しており、2020年に当団体設立時に提携コミュニティとなりました。3月にはメンバーの方(ばん)しおんが現地視察に赴きました。セイチェレでは、水道が通っておらず、住民には適切な方法で手洗いをする習慣がありません。医療物資が不足しているため、治療体制以前に予防対策もままならい状態です。今回の事業では、セイチェレ診療所のスタッフが石鹸やサニタイザーを配布し、コミュニティ各所にベロニカ・バケツ(蓋付きバケツ)を配置する予定です。

https://www.facebook.com/katsumi.kurata/media_set?set=a.1861234141618&type=3
 


🏥セイチェレ診療所🏥

今回、共同事業を行うセイチェレ診療所は、日本のODAによって設立された、住民の定期検診や一般的な病気の治療から出産まで行うコミュニティに唯一存在する医療機関です。現在コロナ対策の中核を担っています。しかしながら、慢性的な運営資金不足で、診断の過程で必要不可欠な体温計、医療従事者自身を守る医療用マスク・手袋、防護服がありません。まず寄付金は医療機関におけるコロナ対策で最低限必要な医療物資の確保から行われる予定です。尚、万が一剰余金が発生した場合、セイチェレ診療所に全額寄与しコミュニティの医療器具の補充、また医療サービスの向上に充てさせて頂きます。

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